BLS散会のお知らせ

本日(2009/12/19)、BLS事務局はBusiness Laboratory for Students(BLS)が、2009年12月31日をもってすることを報告申し上げます。

BLSは、2001年4月に、東工大・東大の大学院生を中心として『技術志向・ビジネス志向の学生のネットワークを作り、学生が実際に社会に貢献すること』を目標に設立いたしました。

設立当初から多種多様な分科会活動・企画を立ち上げ、多くの大学生・大学院生をつなぐ懸け橋となることができました。また、2003年度からは各地域のBLSを並列化し、各地域の活動とは切り離した組織として事務局を設置することで、各地域の活動にも、独自性と機動性を持たせるとともに、外部への窓口機能の集約・充実を図りました。その結果、最盛期には北海道・東北・つくば・関東(2003年よりTokyo)・中部・関西・四国・九州・鹿児島に活動拠点を有し、理工系学生団体としては日本最大規模の団体となりました。

当初から、NPOといった法人化は計画せず、広域の理工系学生団体という緩やかなネットワーク構築を意識して運営してまいりました。このような独自のスタイルが功を奏し、上下関係や科学技術分野を超えた多くの連携が生まれました。その結果、10を超えるベンチャー企業・NPOが誕生し、その多くが現在も鋭意活動中となっております。これらの継続性は、昨今のベンチャー企業の不興のなか、非常に価値ある活動であると自負しております。

しかしながら、時代の流れとともに、BLSの活動内容も大きく変化して参りました。特に、設立当初に感じた、理工系学生のみが隔絶された(と感じる)状況は、その後の学際分野の発展やMOT・MBAといった課程誕生の中で大きく改善され、それと共に学生の意識も徐々に変化して参りました。このような状況の下、私どもは、昨年より活動継続の可能性を議論して参りました。その結果、BLSは2009年末を持って、散会することを決定いたしました。

BLSはそもそも、「気概をもった若手が、自ら率先してネットワークをつくりあ げ、それを実行していく」ために作り上げた団体です。2000年の設立、 2001年 度からの全国展開以降、BLSはそれぞれの実行者が、自分たちの能力に応じて (もしくは伸ばしながら)関わることによって発展してまいりました。全国組織 を設立した2003年以降は、各地に張り巡らされたネットワーク網を通じた情報交 換等が、各地域の活動にも刺激を与えたり、地域を超えた企画提案がなされたり することができました。しかしながら、そのような「活きのいい」活動がほとん どない現状において、ただ組織を維持することは、私どもの活動意義に反すると 判断いたしました(潔さ、もBLSには必要である、と考えた結果でもあります)。

通常、活動を停止することは、「解散」という言葉を用いたほうが適切かもし れません。しかしながら、私たちは2つの意味から、「散会」という言葉を用い ております。一つは、BLSに所属したメンバーの多くは、今もなお継続的に連絡 をとったり、プロジェクトを実施したりしているため、決してその絆は失われて いないこと。もう一つは、二度とこのような組織を構築しないわけではなく、機 会(と人材)があれば、再び息をふき替えす可能性もある、ということです。

8年の長きにわたりまして、BLSが活動を継続できたことは、メンバーの頑張りだ けでなく、関係者の皆様がたのご協力・ご尽力あってこそだと存じます。本当に 有難うございました。

なお、BLSの散会に伴いまして、以下の事項を決定いたしました。

1) BLS全国組織解散(2009年12月31日)
2) 関連ML(BLS ML並びにStaff ML)の終了(2009年12月31日)
(BLS全国組織が解散した旨を記したウェブページは新たに設置予定)

最後になりましたが、今までBLSを暖かく見守っていただきまして、本当にあり がとうございました。BLSの歴史はいったん幕を閉じますが、BLSで構築された ネットワークは今後も(おそらく今まで以上に深く)続きます。今後もどうぞよ ろしくお願い申し上げます。

2009年12月19日
BLS事務局